なかむら鍼灸整骨院 -診療内容-

鍼灸治療について

臨床経験32年、患者様の痛み、悩みと向き合ってまいりました。お一人お一人に合った適切な刺激量で本格的な鍼灸治療を施し、自然治癒力を高め、治癒に導きます。
継続治療で体質も改善されます。急性症はもとより諦めていた慢性疾患でお悩みの方もご相談ください。
女性鍼灸師が施術いたしますので、女性の方も安心してお越しください。

鍼灸治療の様子

脳の活性化『クール・ブレイン』

全身の機能を司る中枢器官である脳への血流が悪くなると脳の働きが低下し、やる気が無くなる、物忘れがひどい、勉強の能率が下がりケアレスミスが目立つ、軽度の認知障害が出現する等、自分の意思に反した様々な症状が起こります。このような症状を引き起こす「脳が冷えた状態」を『クール・ブレイン』と言います。

では、何故、そのようか症状が起こるのでしょうか?
誰にでも起こりうる一番身近な原因は、運動不足から起こる首凝り、肩凝り、肩甲骨内縁(俗に言うけんびき)の凝りから起因する肩甲骨周辺の筋肉硬化が大きな原因になります。
筋肉は筋膜という薄い膜で被われていて、それが何層にも重なった状態で位置しています。もし、運動不足で長時間動かさないままでいると血液が循環せず、筋肉組織が硬くなり癒着する事もあります。やがては可動を妨げるようにもなります。
肩甲骨周辺の筋肉組織でこの状態が起こると頚動脈の血流の圧迫が起こり、脳への血流が悪化、その結果、クール・ブレインとなります。眼精疲労、偏頭痛、めまい、耳鳴り、不眠等の症状が出現し、脳の働きが低下し、時には脳が誤作動を起こす場合もあります。
そうなる前に、脳への血流を改善し、快適なライフスタイルを保ちましょう。鍼灸治療は、副作用も無く、身体にとって一番リスクの少ない施術です。当院では、年齢、性別を問わず、患者様の状態に合った適切なクール・ブレイン活性治療を行ないます。
(受験生の活性治療は、治療日は試験日との調整が必要となりますので、ご相談ください。)

うつ病

うつ病のイメージ

うつ病と言うと心の病と思われがちですが、近年、研究が進み、気持ちや心の問題では無く脳の病気と分類されています。脳から身体に命令を伝える脳神経細胞間の伝達物質であるセロトニン、ノルアドレナリンの分泌が減少して発症する事がわかって来ました。うつ病は複雑な人間関係や仕事上のストレスが繰り返される現代人のストレスが原因で起こる最も多い病となりました。鍼灸治療で脳への血流量を増加させクール・ブレインを活性する事により神経伝達物質の分泌を促します。
また、経絡治療により全身の気血の流れを整えます。

パーキンソン病

脳への刺激により、脳への血流量を促進し、ドーパミンの分泌量を増加させます。特徴である深部筋の硬直を鍼灸治療で緩和します。
以前、パーキンソン病の患者様のお薬での調整で、軽いお薬では、深部筋の硬直が抑制出来ず、強いお薬では、内臓筋まで弛緩してしまい、内臓下垂や子宮脱が起こる→この状態の調整を鍼灸治療で調整して欲しいと依頼された事がありました。

認知症

認知症の初期症状である「物忘れ」は海馬が損傷を受けているからだと言われています。人間が物事を記憶したり思い出したり出来るのは、五感によって受けた刺激や言葉などがいったん海馬(一時的な記憶や感情を司る)に保存され、それが記憶として大脳皮質に保管されます。そして必要な時に海馬の命令で大脳皮質から記憶が呼び起こされるのです。
この記憶の中枢である海馬の細胞の再生に鍼灸治療が有効である事も最近わかって来ています。認知症の初期に進行を抑える事を目的に週に1、2回、三か月程の治療をお勧めします。また、日常生活に於いての予防法等の指導もさせて頂きます。

認知証のイメージ

脳血管障害への鍼灸治療

脳梗塞発症後、急性期である半年以内に鍼灸治療でのリハビリ治療が有効です。
特に三か月以内に後遺症が大きく残存しないように速やかに治療して患側への神経伝達を補う事が最も重要です。
慢性期に移行すると、患側の関節の硬直が起こり、可動制限が起こりますのでその後のリハビリに支障が生じます。一日でも早い対応が大切です。

鍼灸で不妊治療

鍼灸で不妊治療のイメージ

近年、体外受精の前後に女性の身体をリラックスさせる目的で鍼灸を施すと妊娠率がUP(26.3%→42.5%)する事が発表されました。(ドイツ、中国の研究班による)しかし、体外受精を決心する前に、母体になる為の準備をしてあげてください。当院でも、体質改善に成功し待望の赤ちゃんに恵まれ、幸せいっぱいの患者様がいらっしゃいます。
現在、病院で不妊治療を受けられている方も、既に諦めてしまわれた方も、まずは、鍼灸治療で体質改善をされてみてはいかがでしょうか?体内に溜まった毒素をそのままにして不妊治療をしても遠回りになってしまいます。まず体内をキレイにしてから赤ちゃんを着床させてあげましょう。当院では、お一人お一人のライフスタイルに合った改善策を提案させて頂き、心身共にリラックスして施術を受けて頂きます。安心してお越しください。

小児鍼

0歳児から小学校の低学年ぐらいまでの子供に施す、「刺さない針治療」です。色々な形をした針がありますが、どれも刺入する事はしません。全て皮膚表面を軽く刺激する接触針です。大人と違って子供は敏感な為、皮膚の接触だけでも効果が期待出来るのです。夜泣き、疳虫(カン虫)、虚弱体質、夜尿症、小児神経症、チック症など、お子様の成長段階で起こる様々な症状を落ち着かせ、穏やかな子育てが出来るように誘導します。その時期を逃してしまい、高学年あたりにまで及ぶと接触針だけでは、効果は出なくなり大人と同じような治療になっていきます。
まれに、夜尿症やチック症など、大人になっても治っていないケースもあり、非常に治癒しにくい事にもなりかねません。特に言葉で伝えられない赤ちゃんの症状は出来るだけ早急に気付き対処してあげる事が順調な子育てに繋がるのです。全く痛みの無い優しい治療ですので、安心してお越しください。

小児鍼の治療道具 小児鍼の治療の様子

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整骨治療について

骨折、脱臼、捻挫、打撲、挫傷等の保険適応治療を女性柔道整復師が施術いたします。
スポーツ障害、骨盤矯正等も御相談ください。鍼灸も併用して施す事がありますが、その際は実費が発生いたしますので、御説明させて頂きます。

整骨治療の様子